アートとお金


タイトル、”アートとお金”って、あまり、よいタイトルではないですが、、、この秋の計画として、”アートに触れる”をテーマにした私としては、手近なところで、”クリスティーズのオークション”の下見会に行って来たのです。(念のため:通常、ここは、出入りは、無料です。今日は、日本倶楽部が主催する、クリスティーズのアジア部門担当の山口桂氏の説明付き下見会なので、有料ですが。)
韓国、日本のアートのオークションが明日、9月15日の午後2時からあるんだけど、その目玉作品(〜だけど、売り買いが行われるんだから、商品だよね。)の中で、すごい!と思った物が何点かあったよ。

伊藤深水の版画。赤の色が美しく、色っぽいし、艶っぽい。版画の状態もとても良いので、いくらで競り落とされるか楽しみ〜。アメリカ人は、赤い色が大好きなので、けっこう、競り上がると思うよ〜。
ちなみに、説明によると、これ、深水18歳の時の作品というから、恐るべし。そんなお若い時から、芸者遊びですか〜?

これは、写楽の浮世絵版画。今回の日本アートの大目玉ですよ。
背景の銀色は、雲母(キラと呼ぶそう)なんですって。

私が気になったのは、(買えないけど、いいなぁって思ったのは、)

柿右衛門狛犬置物。可愛いし、色も綺麗です。

それにしても、今日のクリスティーズ、16日、17日に中国美術のオークションがあるそうで、その下見にか、沢山の中国人を見かけましたよ。中国、景気いいんだねぇ。


実は、今日は、もう1箇所、ギャラリーからレセプションの招待状をもらっていたので、夜、チョットだけ、覘いてきましたよ。

中塚一杉(Nakatuka Issan)作、”あさしづ”〜タイトルがMorning Quietとなっていたので、”あさしず”でなければいけないのでは!って、つまらないところが気になりましたが、落ち着いた色の美しい作品でした。

亀割隆(Kamewari Takashi)作、惜春
こちらは、華やか。アメリカ人には、こちらの絵の方が喜ばれると思うなぁ。

ということで、NYで日本美術にふれた1日でありました。