ねたが命

oneichan092011-01-13

思いがけず、友人に会うことが叶い、なおかつ、一見さんお断りのすし屋さんに、ご招待いただいた。感動。
この、練馬にある寿司屋さんは、店に看板もなく、入り口脇には、”店ではありません。”とまで記されているほどの、”知る人ぞ知る”のおなじみさんのみでの営業をされているお店なので、普通、私達なんぞは、ご縁のないお店なのだけど、、、ありがたいことに、すばらしい食事をさせていただきましたよ〜。

カウンター内のご主人の後ろには、"ネタが命”の文字が。
ネタケースには、確かに、新鮮、かつ美しいネタがずらりと並んでいて、どれからいただいたらよいものやら〜って、感じ〜。

とりあえず、卵いっぱいの甘エビが気になったんだけど、、、さすがに、私も目利き?〜なぁんてね。チャンと、最初に、甘エビが出されたよ。そして夫の目の前のケースに入っていた、カジキ。これは、かなりのレア物だそうで、銚子の荒海で、”つきんぼ”という命がけの方法(波が荒いので、釣ることができないから、猟師さんが足を船に縛りつけて、船から落ちないようにして、槍でさす。)で漁れたという、脂のノリの程よい魚だった。その他にも、築地で10年働いていたという、この店の2代目のご主人の目利きによる、新鮮で珍しく、高級、質の良いネタを次々と頂き、至福でした〜。

酒は、清泉という、新潟の純米酒。さわやかな、清流を思わせる、その名にふさわしいお酒で、魚の脂とグッドマリア〜ジュでした。