猛暑のボルチモア

7月20日(土)、この夏のJTBの日帰りバスツアーに参加。ボルチモアに行って来ました。予約申し込みをする前は、ボルチモアって何処?何があるの?って、感じでしたが、、、

まずは、アメリカ国歌誕生の記念館を見学。

独立戦争の時、イギリス軍に攻められたフォート・マクヘンリーという街側から、若き弁護士が交渉の為に乗り込んだイギリス軍の船。夜明けに、夜通し続いた大砲の音が止んだ時に、彼が船から要塞の方角を双眼鏡で確認したら、そこに大きなアメリカ(独立軍側)の国旗(婦人達が力を合わせて、布を縫い合わせて作り上げた)がたなびいていて、ボルチモア側の勝利を知り、感動。で、書いた詩が元になってできたのが、"The Star-Spanngled Banner"

記念館の中では、この説明ビデオの終わりで国歌が流れ出すと、観客は立ち上がり、帽子を脱いで、斉唱。そして、このスクリーン(大きな窓)のブラインドが開くと、眼の前に、外の要塞と大きな国旗がたなびいている風景が広がるという、なかなかの演出。感動。

昼食は、1時間半、インナー・ハーバーで自由に。


アメリカらしいね。パンではなく、プリッツェルが。この芥子はそんなに辛くないので、つけて食べるとプリッツエルの塩によく合う。

夫の注文した、バッファロー・ウィング。辛いチキン、ビールに合う。
シーフードが有名な街、そしてハーバーなら、やっぱり、シーフードを食べなくっちゃ〜って、私が注文したのは、

なんと、バケツに入って。食べるのに時間がかかるし、溶かしバターで手はグチャグチャだし、、、まぁまぁのお味でしたが、食べにくかったわ〜。

午後からは、作家、エドガー・アラン・ポーの家とお墓を見学。


小説家としての彼の生活は、その時代には、印税とかもなかったそうなので裕福ではなく、長屋のような家に住んでいたそう。この長屋の彼の住んでいた所以外は、現在も低所得者の住まいとして使用されているそうで、この日は、家の外で、黒人の子供がホースの水を浴びていました。ボルチモアは4人に1人の割合で、貧困層なのだそうです。

夕方、2時間の自由行動は、またインナー・ハーバーで。

ここでも噴水で子供達が水浴び。私も入りたい!!



水族館見学は、残念ながら入場制限があり、次に見学可能なのは6時半からとのことで、あきらめて、水上タクシーの一日乗り放題チケットを一人12ドルで購入し、ハーバー内をぐるっと一周。この日は、猛暑だったので、海上の風が気持ちよく、一息ついたって感じ。



ここ、どこかに似てる?って思いながら、過ごしたのだけど、、、オーストラリアのシドニー? ニュージーランドオークランド? を小さくした感じ?

ちなみに、ボルチモアは、ヤンキースとも戦うオリオールズの本拠地です。車窓から外観を見学。

バスでニューヨークからニュージャージー州デラウェア州を経て、メリーランドと4州を旅したことになり、メチャ暑かったのと、片道4時間(途中で1回トイレ休憩15分あり)は、かなりきつかったけど、、、ガイドさんの説明は上手で、アメリカの歴史の勉強もできたし、久しぶりに旅気分が味わえたので、まぁ満足でした。