胡瓜 アメリカ 対 日本

キュウリには、思い出がある。子供の頃、夏。畑のキュウリをもいで、洗い、塩を振って、丸かじりした。
NYに暮らして、夏になると、この味を求めて、日本食材店を探し廻る。アメリカで育った日本のキュウリ。残念ながら、えぐかったり、パサパサだったり、、1本1ドルもするしね〜。でも、買う。夫は、胡瓜揉みにカツオ節をかけて食べるのが好き。というか、(丸かじりできるほど美味しくないので、この食べ方)冷やし中華やポテトサラダの時も必需品だよね。
アメリカの地物キュウリは、太くて、スカスカ味。寿司がポピュラーになり、スーパーでも巻き寿司を売るようになったけど、使われているのは、このキュウリ。このキュウリで、美味しくないかっぱ巻きを出している"寿司屋"もあるよ。残念。
今、滞在中のかみのやま温泉の名月荘さん、畑で、シシトウ、プチトマト、トウモロコシなどの夏野菜を作っている。今夏が初めての試みとのこと。紫のナスの花、黄色い胡瓜の花に感動!懐かしい!
そして、お昼に、特別に出してくださった、冷えた丸ごと胡瓜と芥子漬け胡瓜の味は、素晴らしかったで〜す。涼しさと懐かしさと、お日様の味を、ありがとうございます。