NY日本人のクリスマスイブ

クリスチャンでもなく、無宗教の日本人の私としては、”メリークリスマス”なんて、言うのは、ずっと抵抗があったんだけど、17年もこちらで生活してると慣れるもんだね。朝の犬の散歩から、ずっと、会う人達に”メリークリスマス”を言ってる。街中では、クリスマスの飾りつけをバックに記念撮影をしようとしてる人たち(観光客)に、写真を撮ってあげたりすると、”サンキュー、メリークリスマス!”って言われるよ。

この、”くるみ割り人形”の設定の飾りつけは、パークアヴェニューで、ひときわ目立ってる。人形は、動くし、右を向いたり、左を見たり。このビルの下に行くと、音楽も流れてるよ。ちなみに、ここ、日本領事館も入ってるビルです。
ここで、この写真を撮ってたら、”あなたの写真を撮りましょうか?”って声をかけてもらった。私のこと、観光客だと思ったんだろうね。”ノーサンキュウ、メリークリスマス”って言いましたよ〜。
ちなみに、ユダヤ系の人に、”メリークリスマス”っていうのは、けっこう失礼なことらしいので、心配な時は、”ハッピーホリデーズ!”っていうのが、無難らしいです。

さて、クリスマスの頃には、ギフトって頭の痛いこと。誰にどの位の物を贈るか、渡すかとかね。ウチは、コンドミニアムに住んでるので、ビルの管理をしてくれてるスーパーやコンサージュ、ドアマン、ハンディーマンとかに、一年に一度の感謝の気持ちを、ギフトとして渡すんだけど、これがけっこう大変なんだよ。いくら位か?とか、渡すタイミングとかね。先週から始めて、今日、やっと終えたのでホッとしてるとこ。品物を渡す住人もいるらしいけど、品物は、よっぽど親しくならないと、好みに当てはまるかどうか難しいよね。クリスマスカードに、感謝の気持ちを書き、名前を書いて、現金(または、小切手)を入れて渡します。ウチは、夫、私、犬、猫の名前を添えましたよ。それと、郵便の配達をしてくれる人にも、ちょっとお礼を差し上げます。クリスマスの2週間位前には、ちゃんと、クリスマスカードが、メールボックスに入っているので、この時、初めて配達人の名前を知ることになるんだけどね。(配達人は、毎年、変わるのよ。)

この、ギフトとは、まったく関係ないけど、ハワイの知り合いから、毎年いただくギフトは、いつも同じ物なんだけど、これが、嬉しい。

ハワイコナコーヒーのブレンドの豆、マカダミアナッツのチョコと、トロピカルフラワーのカレンダー。

ウチの中の飾り付けは、サンタが猫にプレゼントを届ける絵ですよ。昨年の秋に、東京新宿の伊勢丹デパートで、とっても気に入って購入した、小出真己(こいでまさき)さんのアクリルペイント。彼は、昔、NYで絵の勉強をしたそうです。この絵のバックもNYの摩天楼だね。

彼の作品は、かもめーるや切手にもなってますよ。癒される絵です。

今夜は、犬や猫にも、クリスマスケーキならぬ、鰹節を。こんなに夢中。