あこがれの街、深川を散歩

江戸を舞台にした時代小説の好きな私、一度行ってみたかったのが、東京、深川。
都営大江戸線清澄白河駅下車。

江戸資料館に向かう道沿いには、お寺や神社が多い。


そして、やっぱり佃煮屋さん。

ここ、江戸資料館は、1階部分には、幕末に活躍した偉人の写真を並べ、地下1階部分に、”江戸時代の深川”が再現されている。

この屋根の上の猫の大きさに、友人と爆笑!

この”二八そば”の屋台には、「かつがないでください。」との札がぶら下がってるんだけど、「”〜〜しないように。”と言われると、したくなるよねぇ。」って、友人と話していたら、背後から、「書いてあっても、担ぐ方がおられます。」との声。館長さん。この後、当時のお蕎麦屋さんのことを、いろいろとご親切に説明してくださった。
特に印象に残ったのが、「丼や箸はほとんど洗っていなかったよう。」って、けっこう、不衛生じゃないの?まぁ、おおらかと言うべきなのかしら?

町並み、小説にもよく登場する長屋の風景だわ。ちゃんと表札もあるのよね。その中でも、”於し津”さんの家は、余分な物もなく、こざっぱりしていて、三味線が壁にかけてあり、なんだか、粋だったわ〜。物がなくても暮らせる時代だったんだなぁ。ってことは、現代は、やっぱり物があり過ぎ。断捨離せねば!!

家の中にも神棚や仏壇があるし、皆さん信心深かったんですね。人が感謝の心を持って生きていた、良い時代だったんだろうなぁ。
江戸資料館を出て、隅田川沿いを散歩。少し陽射しは強かったけど、天気が良くて、嬉しい。



芭蕉の句碑


そして、芭蕉記念館。

ここでは、芭蕉の足跡や日本全国に散らばっている芭蕉の句を県別に整理した表などが見られる。私は、芭蕉のこと以外に、江戸時代の偉人の筆跡がわかる、短冊や手紙、掛け軸などの展示に感動。篤姫、春日の局などの書は、興味深かった。特に、松平容保の書は、豪快で素晴らしい。写真撮影厳禁なのが残念。