今週のお題、「ひな祭り〜春の色を楽しむ。

立春を過ぎてもまだまだ寒いNYです。2月は、どんよりとした曇り空が多くて、ちょっと憂鬱だったり、、、そんな中、綺麗な色に憧れて、こんなのを製作しました。


1月30日に二人目の孫娘が誕生。その記念に、お雛様を色紙に、日本画の水干絵の具と岩絵の具で描いてみました。日本画クラスの先生の絵を雛形(サンプル)にして、着物の柄は、ちょっと自分なりに工夫してみました。お内裏様の顔を、かなりイケメンで現代風に描けたのが嬉しい〜。

桐の箱にもお雛様を願彩で。お雛様の着物柄に、赤やピンクを使って華やかにしてみました。箱に絵を描くという作業は、木目に絵の具が入り込み、にじんだりするし、細かいのでかなり大変でした。それに、このお内裏様はちょっと丸顔過ぎに仕上がってしまい、不本意ではありましたが、、、まあまあ、色つけを楽しみました。ただ、NYは、空気の乾燥が激しいので、木の物は、直ぐに亀裂が入ってしまい、ゆがみも出るのが、難点です。
桐の箱は、東京浅草、箱長で。www.hakocho.com
それと、お雛様の時季用に、速水御舟の桃の花の絵を、ピンク地の色紙に模写して、胡粉と桃色の日本画(水干、岩)絵の具を楽しく使って描きました。

これら以外にも、

酒井抱一の”風神、雷神図屏風”の絵をコピーして、金地の色紙に。金がバックだと、豪華!なんとなく、お正月の雰囲気です。緑青が綺麗。

神坂雪花の梅の花を。神坂雪花は大好きな画家の一人です。無地の色紙に、扇形を花白緑という大好きな綺麗な色を使って作り、その中に入れてみました。

どなたの作かわかりませんが、色紙絵を写しました。八重桜です。これも葉の色に使った裏葉緑青という岩絵の具の色が気に入っています。

桃の節句を過ぎたら、桜ですね。春が楽しみです。