春の味を満喫

山形かみのやま温泉の名月荘さんでの一泊目の食事
まずは、ビールで。
日本のビールは美味しい!ビールは肥ると知りながら、止められません。特に、お風呂上りは。

岩海苔の寒天寄せには、雲丹がのり、こごみが。

茶碗蒸しの中身には、蛤、筍、山独活と冬から春への演出が嬉しい。

お造りは、平目。自家製ポン酢醤油の味が良い。サイドの菜の花は昆布締めされていて、初物のスダチをかけても、ポン酢醤油をつけても美味しいけれど、冬の魚の平目で巻いて春とのコンビネーションも素敵。たらの芽の食感も良い。お刺身をいただいたら、お酒が飲みたくなり、注文する。この宿、なかなか手に入りにくい"十四代"が、飲めるのも嬉しい。冷たい"中どりの純米酒"は、口当たりは発泡酒っぽく、フルーティーでさわやかな甘みがある。

揚げ物、焼き物、お浸しの盛合せ。蕗の薹は、フワフワ、サクサクっと、良い香り!焼き物の鯛は、脂がのって、絶品。「鯛は、今、卵を持つ前で、一番肥って脂がある時季」なのだそう。お浸しの行者ニンニクは、私の大好きな山菜。

メインの山形牛のステーキは、脂の多いお肉を山葵でさっぱりと。

帆立、きゅうり、パプリカの酢の物は、やさしい味で、見た目もかわいい。

土鍋で炊き上げたずわい蟹の御飯は、絶品!!細かく刻んだ三ツ葉のシャキシャキ感が、技ありって感じ!ずわい蟹は、もうシーズンが終りだそうで、食べれて良かった〜。

もっと食べ続けたかったけれど、ご飯茶碗一杯でがまん。残りをお握りにしていただき、部屋に届けていただく。

デザートは、芋プディングと莓(茨城のさちのか)

食べたかった山菜もいろいろといただけて、3 月末のこの時季にここに来れて、本当に良かったと、満足、満足の夜でした。ちなみに、これからもっと天然物が出てくるとのこと、来月も、来たい!!