金繕い

日本人は物を大切にする。
少しくらい割れたり、欠けたりしたって、お皿や器をすぐに捨てたりはしない。欧米には、こんな習慣はないと思う。

今日は、久しぶりに”MY Studio”での仕事。 某日本食レストランの器の管理の一つ〜金繕い〜割れたり、欠けたりした皿や器の修繕をする。まず、欠けた部分にコンパウンドといって、水道工事などで使うセメント状の素材で穴埋めをする。そして、漆でその部分をカバーし、漆が半渇き位になった所で、金粉をつけていく。 写真は、出来上がった物。

金の部分が修繕した箇所。