やっと、お正月気分

1月2日午後1時30分から3時の予約で、キタノホテル、白梅にて、お正月料理、”お節祝い膳と祝い造り”一人125ドルを。

’菊水’で、まずは乾杯。
先付けは、紅白なます。くらげ、蟹身がのって、甘すぎず、酸っぱすぎずの上品なお味。’久保田紅壽’を冷酒でいただく。口当たりが、マッタリしているのに、切れの良い、気持ちの良いお酒。

’祝い肴’いわゆる盛り合わせは、どれも美味しかったけど、家族大人4人、好みはそれそれで、あとで、どれが印象的だったかを確認すると、息子は、栗きんとん〜これは、確かに工夫されていて、バターとハチミツで味付けがされていた。息子の嫁は、鮑の柔煮〜フックリとして、良い味でした。夫は、田作り〜確かに、のっけから、美味しいと感じ入りました。お酒によく合うし〜。で、私、和牛八幡巻き。中の牛蒡のふんわり感といい、味付けの程よさ(甘辛すぎない)が印象に残りました。

’祝いお造り’は、蛸、ホタテ、鮪、鯛の盛り合わせ。ホタテが甘くてトロ〜ッとして、美味しかったですよ〜。(なぜか?写真が縦。編集がきかない〜)
この段階で、お酒を、’剣’の冷酒にしたんだけど、かなり、インパクトの強いお酒でした。’煮しめ’は、綺麗にカットされた小さな野菜たちの煮物。美しいだけでなく、お味も絶品。出汁の味といい、薄く葛をひいてあるのといい、これこそ、”仕事してる!”
赤飯は、可愛い花形で、2色使い。一緒に添えられた木瓜の花が、初春を感じさせて、夢気分。

’お雑煮’は、地鶏の塩焼きの脂が、よい味を出しておりました。ウチも似たような材料で、昨日、作ったんだけどなぁ、、、恥ずかしい。。。

デザートの’苺のジェラート’と’峰(山冠の字が出ません)岡豆腐黒蜜掛け’食事の中ほどで挨拶に来られたマネージャーの話では、料理長の佐藤幸弘さん、今年のお節は、このデザートにこだわりがあったとか。上品な胡麻豆腐風のデザートで、美味しくいただきました。
すべてのお料理、美味しくいただきました。 料理の材料は、8月頃から日本に注文され、そして、お正月の1週間前に届いた材料で準備をし、、、板前さんは、10日間ほど、働きどおしなんだそうです。そして、日本からの食材をいただいているということは、やはり、飛行機代をいただいているということにもなり、、、このお料理のお値段、けっして、高いとは、思いません。
大人4人、ゆっくりと、日本のお正月気分に浸れ、こういう過ごし方もできるNYの生活に感謝で〜す。来年も来たいなぁって、鬼が笑いますか!?


連れて行った孫(1歳10ヶ月)は、iPadで、アンパンマンを観ていて、ご機嫌よく、おとなしかったので、ホッとしました。予約の確認時に、白梅側から、”もし、お子様がぐずられた時は、外であやしていただくようにお願いします”と言われておりましたので。まぁ、レストラン側からすれば、これ、当たり前のことですが、、、
それにしても、世の中、ずいぶんと変化しています。2歳前で、iPadを使用なんて!機械音痴のジジババは、ついていけなくなるよ〜!