クリスマスソング

あちこちでクリスマスソングが流れてるね。
我が家も、この時季は、いろんなCDをかけてる。

昨年、友人からいただいた、葉加瀬太郎の”Merry Green Christmas”
ジャケットの絵が可愛いでしょ。曲もシットリとして好き。


12月14日、ピンク・マルティーニのコンサートに、NY、タウンホールに行って来た。

ゲストで由紀さおりが出演。大きな拍手をもらっていたよ。
写真は、翌日の日系のフリーペーパーの記事と、会場で購入した、クリスマスソングを集めたアルバム、”JOY TO THE WORLD”
これ、いろんな国のクリスマスソングを、その国の言葉で歌っている、ピンク・マルティーニらしいアルバム。由紀さおりの日本語の歌で、ホワイト・クリスマスも入ってる。

このジャズバンド、ちょっと古いスタイルのジャズ、スゥイングなんかも演奏するし、ラテンの曲の”キサス・キサス・キサス”なんかも、かなりノリよく演奏してくれて、コンサートは、とても楽しかった。それに、まるで世界旅行をしているように、あちこちの国の曲を演奏するし、ボーカルの女性(このコンサートは、レギュラーのChina Fobesではなかったんだけど)がいろんな国の言葉で歌えるのには感心してしまった。特に、日系のTimothy Nishimotoのパーカッション演奏はもちろん、中国語の歌、由紀さおりとの日本語のデュエット、サルサダンスのうまさなどの多才さにも感心。もちろん、リーダーのThomas Lauderdaleのピアノも素敵だった。彼、かなりおちゃめな方のようで、開演前から舞台のピアノの周りを、赤いランドセルを背負って出没し、中から譜面を出したり引っ込めたりしていたよ〜。

ちなみに、水色のジャケットは、”PINK MARTINI & SAORI YUKI 1969" 今、話題になってるよね。全米ジャズ部門で1位になったそう。
このアルバム、夕月、真夜中のボサ・ノバ、ブルー・ライト・ヨコハマなどの懐かしい歌を、由紀さおりがボーカルで、ピンク・マルティーニがジャズ伴奏しているんだけど、由紀さおりの歌声は”音”として、演奏とマッチしてるなぁって感心する。アメリカ人が言葉の意味がわからなくても、彼女の歌を音として聴いて気持ちがいいから、このアルバムがヒットしたんだろうなって思うなぁ。