NYレストランウィーク3箇所めは、

寿司レストランのランチ。NYレストランウィークは、基本、アペタイザー、メイン、デザートを、それぞれ3種類くらいの中から選ぶというスタイルで25ドルなんだけど、、、ここは、チョイスなしのお弁当スタイルにサラダと味噌汁付き、デザート無しのセットメニュー。

まず出されたのは、ジンジャードレッシングのかかったレタスサラダ。これを食べながら、生ビールを飲み、メインを待つ。(ビールはもちろん、別料金)

メインはお弁当スタイル。まずは、右上の”蟹と胡瓜の酢の物”から。さっぱりとして蟹の身も美味しく、食欲が出る。
上中央は、”鮪のヅケ、ガーリック風味” 少しお醤油をつけて食すと、良いおつまみになる。絶品!
左上は野菜の煮物。少し甘めの味付けなので、味を変える感じで寿司をつまむ間、間に少しづつ食べるとよいかも。
下の寿司4個、鮪トロ、ハマチ、サーモン、鰆。見たところ、赤身と白身の魚だけど、どれも脂がありそうだったから、右から食べ始めました。鰆はポン酢醤油が乗っているので、比較的さっぱりと品のよい脂を楽しめました。サーモンは文句なく美味しい。アメリカ人ってサーモン大好きだよね。この握り寿司4個のチョイスは、アメリカ人向けなんだろうなあって感心しながら、(アメリカ人に人気の、でも、私は、ふだん、ほとんど食べない)ハマチを口に入れました。が、予想に反して、嫌な脂ではなくて、ハマチ特有の臭みもなく、美味しくいただきました。そして、最後の大トロ!これは、絶品!普通、1個で8ドルから9ドル位するお寿司ですよねぇ。こんなの25ドルのセットの中でいただいてしまってよいのでしょうか?って、先日のシーフードレストランのロブスターの時と同じような感動!!

右下は、唯一チョイスできる巻物。私は、鮭皮巻きをお願いしました。これをつまみに日本酒を飲みたいと思いつつ、「昼ですよ!」ってことで、セットに付いてきた豆腐と若布の味噌汁で、あきらめました。

ここまでで、レストランウィークのランチは終了。

でも、やっぱり、デザートが食べたいなぁって。。。ここには、あんみつとか葛きりとかの日本の甘い物もあるけど、今日はフルーツを注文。
この柿も梨も美味しかったぁ〜。考えてみると、10年前には、こういう日本では普通に秋から冬にかけて食べてる果物が、アメリカでは手に入らなかったんだよなぁって。。。それに、お寿司だって、10年前には、アメリカ人はやたら巻物ばかり食べてたよなぁ。
って、、、感慨深いです。。。

おまけ:
甘海老が”はしり”だそうで、5匹、おつまみでいただきました。これだけで、お寿司2個分の値段追加ですが、、、おいしかった。メイン州の方から来てるそうです。これは、アメリカでも食べれる味なんだなぁ。でも、板前さんによると、年々入荷が少なくなってきてるようです。。。そういえば、10年前には、旬にはかなりの量を食べてました。甘海老の青い卵だけをのせたお寿司も綺麗で美味しかったなぁ。。。