NYでも日本画ブーム?

9月16日、NYで日本のアンティークを扱うディーラーのギャラリーで、日本画の展示(販売)会がありました。そのレセプションパーティーへ。

メインの屏風、Herons in Summer Rain(夏雨の中の鷺) は、Fujii Setsuden(大正時代の日本画家、漢字がわかりません。)の作


Pine Trees by the Ocean (海岸の松)Kawashima Baikyuも漢字でどう書くのかわからないのですが、大正時代の画家です。
この2作とも、2千万円以上です。

9月18日、クリスティーズでは、日本アートのオークションがありました。その下見に行って来ましたが、クリスティーズの展示室には、日本アートの数が少なく、中国美術の取引の多さ、お値段の高さに圧倒されていました。それでも、日本美術の中には、オークションにかかって、海外に出て行ってしまうのが残念で、日本に残したいと思う作品、有名な画家の掛け軸が沢山ありました。

森祖仙の”猿”は、オークション見積額、5000〜7000ドルとなっていました。小猿の表情がいい!!

長沢芦雪の”鯉”は、4000〜5000ドル。この動きの表現、さすが!

池大雅の”滝を眺める師”は、10,000〜15,000ドルでした。

鈴木其一の”蓬莱山”は、見積もり額を忘れましたが、、、私が一番好きな作品でした。
オークションの結果は、残念ながら、チェックしていないのですが、、、
オークションにかかる作品って、売れてしまったら、美術館お買い上げとかでない限り、もう、2度とお目にかかれないって思うと、感慨深いものがあります。