2015年5月、今月読んだ本


高田郁著、澪つくし料理帖に、すっかりハマった私、作者が影響を受けたという作家、山本周五郎著の"さぶ"を読んでみた。
栄二という主人公が、さぶという名の愚鈍だけれど、純粋で一途な友達との交流を通し、自身の辛い経験の中で、精神的に成長していく物語。江戸の人足寄場や飲み屋が舞台となっていて、全面に流れる人情味のある雰囲気は、高田郁さんの作品は似ている感じあり。