初めてのお料理教室、イタリアン!

お料理教室に行って来ました。初めて!! イタリアン大好き夫のたっての希望で、Rustico Cooking という所へ。http://www.rusticocooking.com/
とりあえず、受講したのは、”10種類のベストパスタソース”。

夕方6時から8時半まで2時間半で10種類のソースを教えるとあって、材料などの下準備はバッチリされていて、先生の教え方も手際が良いし、全体にオーガナイズされていた。

こんなふうに、モニターで、レンジまわりの先生の手元も見ることができるし、、、25人(?)も生徒が居たし、欧米人の中に入ると背の低い私は、ホントは一番前の先生横で観察したいとこなんだけど、あきらめて、、、ほとんど、このモニターの前で過ごすことに。
それでも、一番最初のパスタソース作りは、ソース用のグレープトマト(ミニトマト)をオーブンに入れる前の”塩を振り掛ける作業”を、先生に指名されて、やらせてもらうことに。ただ、この作業、”初めてのお料理教室参加”の私には、緊張する作業で、普段、塩分控え目の食生活をしている私は、普通の人達の”塩味”がどの程度か分からないのよね。。。まぁ、でも、この時点の塩加減は控えめでも、トマトから味を引き出すためにやる作業だろうから、問題なかったみたいだけど。。。それに、各料理の仕上げには、必ず、先生が味見をして、塩胡椒を足していたもの。結果、どれも、私には塩がキツイお料理になってしまい、お水やワインを飲んだ、飲んだ〜。

これは、最初に、グレープトマトが焼けるのを待つ間に、クラス全員で、Semolina Flour をこねて、ドーを作り、Cavatelliを作った時の様子。これは、楽しかった。

この器械で、簡単に形が出来上がるのが、楽しい。一瞬、ウチにも欲しいなって思ったけど、、、たぶん、ウチでパスタは作らないから、これも断捨離!


パスタを茹で鍋に入れる時には、パーチメントペーパーを使うと良いそう。

ボールの中で、焼きあがったトマトをつぶすようにしながら、アルグラ、フレッシュ・リコッタチーズ、ガーリック、パセリ、オリーブオイルを混ぜて、そこに、茹で上がったパスタ(カバテッリ)を入れ、ここで、茹で汁を加えて全体をスムーズにするのがポイント! オリーブオイルではなく、茹で汁を使うというのが、どうも、このクラスでの大きなポイントで、私にとっては収穫になった。あとは、塩、胡椒で味を調えて、

1. Cavatelli with Roasted Grape Tomatoes & Wilted Arugila の出来上がり。そして試食。一番最初にいただいたので、未だ塩味は濃く感じなくて、手作りでフレッシュなパスタの食感も良く、美味しくただきました。
その後、ボランティアまたは、先生からの指名で生徒がレンジ前に立ち、先生の指導の下、フライパンでソース作りをしながらパスタを茹でるという作業を続け、、、私もこんな感じで、モニターを観ながら、試食を続け、、、

2. Angel Hair Pasta with Fresh Tomatoes & Basil
エンジェルヘアは教室でアルデンテに仕上げるのが大変とかで、他のパスタに代わっていたんだけど、残念、このパスタの名前を聞きもらしてしまった。たぶん、エリケ?いや、ロングパスタだから、エッグヌードル?初めてのパスタだった。

3. Spinach Linguine with Sauteed Wild Mashrooms
ワイルドマッシュルームということだったけど、椎茸だけを使用。椎茸はどうも炒め過ぎたようで、香りがなくなっていたのが残念。

4. Pappardelle with Peas, Prosciutto & Cream
プロシュートはもう少し大きく切ったほうが美味しくなるのではと感じた。

5. Campanelle with Garlic, Chili & Toasted Bread Crumbs
これは、”10種類のパスタソースのワースト”。ガーリック、パセリとオリーブオイル味のローストしたパン粉をかけただけのパスタなんて、ウチで作ることは絶対ないと思った。それに、にがしょっぱい!

6. Tagliatelle in Vodka Sauce
私は、最終的に、これが一番美味しかったと思った。クリーム味でも濃厚過ぎなかったのがよかった。フライパンに、ウォッカを入れたら、〜ファイアー〜〜!だったのも、モニターで見ていて(写真を撮り損ねた)、おもしろかったし。。。でも、ウチでは危ないから作らないなぁ。

7. Penne Gratin ai Quattro Formaggi (with Four Cheeses)
この程度のグラタンなら、私が作る方が美味しいと思ったけど、、、もう20年も、グラタンを作っていないことに気づいた。

8. Orecchiette with Ricotta & Spicy Sausage
クラス中にちょっとだけ親しくなった女性が自ら志願して作ったパスタソースは美味しかったのに、別tな人が茹でたパスタが固過ぎで、残念だった。

9. Spaghetti alla Carbonara
残念。何故か生臭くて水っぽかった。卵が美味しくないのかな?茹で汁の入れ過ぎ?

10. Rigatoni alla Puttanesca (with Tomatoes, Capers, Olives, Chili)
リガトーニの代わりにスパゲッティを使用。アンチョビがアクセントになってもよい筈なんだけど、量が少ないせいか、香りも味もしなかった。もう〜満腹なんだけど、全体に少し塩辛かったせいか、甘い物が食べた〜いって思っちゃった。
で、全ての料理が終わってからの質疑応答の時にいただいたクッキーとマカロンが、とても美味しかった。(写真を撮る余裕がなかったのが残念。)次回は、このお菓子作り教室ってのもいいかも? これで、コーヒーでも出してもらったら、まずまずのディナーだったと言える?これ、料理教室で、試食会ではありませんから!!

結局、この”初めてのお料理教室”、楽しかったけど、ポイントさえ押さえれば自己流でも自分の口に合うソースは出来るということに、気づかせてくれた経験となりました。

ポイント:パスタをゆるくする(ソースに絡め易くする)のには、茹で汁を使うべし。

ということで、長くなりましたが、、、もうひとつ。

昨日のランチ、”初めてのお料理教室”の成果を夫に披露しました。

作ったのは、フレッシュトマトとバジルソースのエンジェルヘア。教室では、ガーリックは使っていなかったんだけど、私はたっぷり入れて、トラットリア、”ベラ・ナポリ”風。絶品でした!軽く、ベラ・ナポリ越え? 一皿10ドルだから、講習代120ドルは12皿分だね。